はじめに
こんにちは。あかね台内科循環器クリニック院長の朝比奈です。健診で心電図異常を指摘されると不安になる方も多いと思いますが、まずは落ち着いて内容を整理することが大切です。
心電図異常=すぐに重症、とは限りません
健診の心電図検査は、病気の可能性を拾い上げるためのスクリーニング検査です。経過観察でよい所見もありますが、放置してよいかどうかを判断するには、症状、心電図所見、既往歴、家族歴などを確認することが重要です。
まず確認したい4点
- 健診結果の「判定コメント」と所見名(可能であれば結果の写しをご持参ください)
- 動悸・息切れ・胸痛・失神などの症状の有無
- 高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙などのリスク
- 家族歴(心筋梗塞、突然死、心房細動など)
外来での進め方
外来では、まず問診で症状や背景を整理したうえで、心電図の再確認を行います。必要に応じて、心エコーやホルター心電図などの検査を検討します。
「何をどこまで調べるか」を一緒に整理しながら、必要な検査や治療方針を考えることが循環器内科の役割です。
心臓ドックの位置づけ
健診での指摘をきっかけに、より包括的に心臓をチェックしたい場合、心臓ドックが選択肢になることがあります。
検査を受ける目的を明確にしておくことで、結果の見方や今後の生活・治療への活かし方が分かりやすくなります。
FAQ
Q. 健診から時間が経ちました。今からでも遅くないですか?
A. 症状がなければ、落ち着いてご相談いただけます。ただし、胸の痛み、息切れ、失神、強い動悸などの危険サインがある場合は、早めの受診をご検討ください。
Q. 紹介状がなくても受診できますか?
A. 当院は紹介状がなくても受診いただけます。予約不要ですので、診療時間内にお越しください。健診結果をお持ちの方は、可能であればご持参ください。
受診・検査のご相談
症状のある方、健診で心電図異常を指摘された方、心臓ドックをご検討中の方はご相談ください。
胸の強い痛み、冷汗、呼吸困難、失神など、緊急性が高い症状がある場合は、迷わず救急受診をご検討ください。

